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小学校受験の中でも、私立国立共に
重要視される比率が上がっているといわれる
【行動観察】。
✅この記事の内容
- 行動観察が重要視されるわけ
- 行動観察の評価ポイント
- 積極的だから合格!ではない
- 行動観察はお受験塾で練習が必要!?
- 全ては日々の生活がカギ!
ちょっと背筋を正したくなる
リアルな内容をお伝えします。
ちなみに我が子は、
「超」がつく場所見知り・人見知り。
年長6月【模試】行動観察は6点最下位!
年長8月【模試】行動観察ほぼ満点
晴れて都内難関共学校と都内難関女子高にご縁を頂きました。
我が家で取り組んだ事もたっぷりご紹介します!
【行動観察】が重要視されるわけ
例えペーパーが100点でも、
行動観察でガクッと点数を落としてしまえば、
合否に響いてきます。
ではなぜ学校側は行動観察を重視するのでしょう?
「家庭環境」や「しつけ」が
にじみ出るからです。
表面的には
- 初めて会うお友達と仲良くできるか
- お話がちゃんと聞けるか
- ルールを守れるか
- 指示通りに行動できるか
- 協調性があるか
などを見るわけですが、実はこれらは
子供の育った環境が大きく結びついています。
具体的にはどんな事を見ているのでしょう。
詳しく見ていきましょう。
親のお手本が一番の近道!!
ちょっと大切な話をします。
我が子はモンテッソーリ教育の幼稚園に通っていました。
縦割り保育で、年長・年中・年少が
同じクラスで生活します。
お着換えやできない事は
年長のお姉さんお兄さんが手伝ってくれます。
そんな環境で育っていると…
自分が年長に上がった時、
年少さんのお着換えを自然と手伝うようになります。
つまり…
これが、全てにおいて当てはまります。
「あーしなさい」「こーしなさい」と注意したところで、
親である自分ができていなければ
子供もできなくて当たり前
ということです(涙)
試験の評価ポイントは?
行動観察って
ぶっちゃけ何を見られている?
- 挨拶や態度
- 話をしっかり聞いて理解する力
- 協調性
- 自分で考え行動する力
【行動観察の試験内容】
✅ゲームを考え、みんなで遊ぶ
✅ルールに沿ってゲームをする
✅一つの作品(または絵)を作る
✅指示通りに行動する
✅模倣体操
一つ一つ詳しく見てみましょう!
1、挨拶・態度
「挨拶」はとっても基本的ですが、
一番大切なところです。
お友達に対しても
「ありがとう」
「ごめんなさい」
が言えるか。
相手を尊重して
思いやりのある優しい行動がとれるか
というのがポイントです。
2、話をしっかり聴き理解する力
話をしっかり聴いて理解するチカラは
ペーパー・面接・運動など
小学校受験に一番必要な力かもしれません。
オススメは
絵本の読み聞かせです!!
「語彙力」「集中して聞く力」
自然とついてくるものです。
お母さんと自分だけの【特別な時間】は、
心の安定にもつながります。
親である自分が、子供の話にちゃんと耳を傾け最後まで聴いてあげることで、子供も「話を聞ける」ようになります。
【NG】
✘何か作業をしながら聞く
✘怒ってばかり
✘指摘ばかり
子供も話を聞けなくなります。
3、協調性
小学校に上がり、今までとは違った環境で
新しいお友達と学校生活を送るために必要なチカラです。
自分とは違う意見や考えのお友達に耳を傾け、
協力し合いながら行動できるかという事です。
要はお友達と仲良くできるかという事です。
周りの人と仲良く接していますか? 順番を守って遊具を使う、周りのお友達と一緒に遊ぶという
日常生活の中でで5,6歳から身についてきます。
「親がの行動=お手本」となるのです。
4、自分で考えて行動する力
ある程度「場数」を踏むことで
自然とできるようになるチカラです。
(場数については後程…)
普段の親の接し方がカギです!
- 「親に注意されてばかり」
- 「怒られてばかり」
- 「否定されてばかり」
- 「失敗する前に手助けする」
その結果、
【親の言うなりの子】になります。
褒めてくれるのですから、当然です。
逆のことをすればいいのです!
- 「褒める」
- 「認めてあげる」
- 「失敗してもチャレンジさせてあげる」
- 「手をかけるのではなく目をかける」
親にとっては、
かなー--り忍耐の必要なことです。
受験期となったらなおさらキツイ。
「超」のつく場所見知り、人見知りがあり、
本人のプライドの高さも相まって、
行動観察でとても苦労しました。
我が子がいかに苦労したか…お話します。
塾の「行動観察クラス」を受講していまま。
- 嫌で涙目で母親の席から離れない
- 一人だけクラスに入れない
- 慣れてきたと思っても、一言も発しない
- 椅子にすら座らない!立ったまま。
- 授業に参加しない
でも、しっかり先生の話は聞いている。
お友達のこともしっかり観察はしている。
といった感じで数か月過ぎました。
私が泣きました・・笑
なんで我が子だけ??
どうしてできないの?
そんな時、
行動観察の先生はこんなことを話してくれました。
「今日も、しっかりお話聞いていたので、
いっぱい褒めてあげて下さね!」
「今日もお友達のことしっかり観察できて
偉かったねと沢山褒めて下さい!」
褒める?!
何か月も授業に参加できない子供を
沢山褒める?!
私は先生の言葉通り、
怒りを鎮めて褒めました。
それからしばらくして、我が子が
「今日の授業簡単だったから
来週はやってみようかな!」
と言い出し、
今まで何だったの?というほど
しっかり参加するようになりました。
受験が終わってから改めて我が子に質問しました。
私「なんでずっとお椅子座らなかったの?」
子「みんなと一緒にやりたくなかっただけー」
おいっっ!笑
やってみたらできた!という自信につながった。
自分に自信がついてきたのか、
手を挙げて発言する機会が増えました。
自分で考えて行動する力は「場数」が必要
「自分で考えて行動する力」には、
親や環境が大切なことはお話しました。
お受験の試験となる「行動観察」は、
場数を踏んでおくことが重要です。
✅こんな場合は塾で場数を踏むべし
- 人見知り
- 自己主張が強め
- 友達と遊ぶのが苦手
- 恥ずかしがりや
塾の「行動観察」に慣れておくと
「今どんな立ち位置でふるまえばいいか?」
だんだんわかってくるものです。
✅ここで重要なのが
- ある程度人数がいる「塾」で受講しないと意味がない
- 小規模な塾で「毎回同じメンバー」はあまり意味がない
できれば、毎回メンバーが違う環境で場数を踏みましょう。
4,5人の行動観察のパターン
行動観察のクラスで4,5人のチームに分かれると
- グループに積極的な子が1人いる
- グループ内に積極的な子が何人もいる
- 全員消極的な子が集まる
だいたいこんな感じです。
この場合、割とスムーズに課題が進みます。
でも、周りの子が積極的な子の言いなりのようになってしまって、
あまりチームに関わっていない様に見えてしまうことも。
この場合、誰かが意見を譲ったり話をまとめていかないと、
自己主張ばかりでなかなか課題が進みません。
つまり、
「積極的だからいい」というわけでもない
のです。
この場合、全員が
「誰かが意見を言うのを待っている状態」
シーンとしてしまって課題は全く進みません。
課題が終わらなかった時点で
全員アウトです。。
自分がどんなを役回りをすればいいかを
判断し行動する必要がのです。
課題がスムーズに進むときや
うまく進まない時があるのは当たり前です!
- 「今日はもうちょっと〇〇できたら課題終わったかもね」
- 「○○君みたいにお片付けするのかっこよかったね」
- 「今日提案できたのすごく良かったね!」
「あ!この時はこう動けばいいんだ!」というのがだんだん子供なりにわかってきます。
- 積極的にふるまうべきか
- 意見を譲るべきか
- まとめ役に回るべきか
- 縁の下の力持ちでサポートにまわるか
と自分で考えて行動に移せるようになってきます。
これは、家で練習したり口で教えてもできるようにはなりません。
「課題」に慣れておくためにも、
行動観察の「過去問」を一通り取り組んでいる塾をオススメします。
まとめ
行動観察で評価されるポイントについてお話しました。
お受験勉強となると、ついつい
ペーパーや巧緻性ばかり取り組んで
知的な部分を伸ばそうと思いがちですが、
近年試験の中でも重要視されている
「行動観察」においては、
という事がダイレクトに評価に響いてきます。
育った環境が自然とにじみ出てくるものです。
まず大切なことは
私たち(親)が誰に接するときにも
- 相手に対して自然と挨拶できているか
- 思いやりをもって行動しているか
- 他の人に迷惑はかけていないか
- 人の話に最後まで耳を傾けているか
親が子供にとってのお手本です。
子供に対しては、
- 沢山褒めているか
- 話をしっかり聴いてあげているか
- 手を掛けるのではなく、見守る姿勢でいるか
- チャレンジさせてあげているか
自信がつくことで、おのずと
自分で考えて行動できるようになります。
これを意識したうえで場数を踏めば、
行動観察、怖いものなしです★