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小学校受験の巧緻性って何?
家でやっておけば大丈夫?
小学校受験を考えたら、避けて通れない
「巧緻性課題」。
巧緻性は、
最初から完璧にできる子供なんていません!
すぐできるようになるものではありません!
今思うと、
巧緻性こそ時間をかけて、
親が一緒に楽しみながら取り組むことが
一番重要なのではと思います。
✅この記事の内容
- そもそも巧緻性って何?
- 巧緻性課題にはどんな項目があるの?
- 塾の巧緻性の授業内容は?
- 家庭学習で取り組むべきポイント
- 先生は考査で何を見ている?
巧緻性の問題集などにはあまり載っていない
リアルな情報・対策をお伝えしていきます。
是非家庭学習の参考にじっくりご覧ください。
そもそも巧緻性って何?
巧緻性は、簡単に言ってしまえば
「手先の器用さ」です。
でも、意外と奥が深いんです。
小学校受験は一般的に、
- ペーパー
- 巧緻性(生活巧緻含む)
- 運動や行動観察
- 面接
といった考査が行われます。
行動観察の一環で巧緻性課題が含まれることも多いです。
巧緻性では、
が問われます。
つまり…
- 指示を的確に理解すること
- 指示通りに作業すること
- 手先の器用さ
が重要という事です。
その為には、ある程度「慣れ」が必要!
何度も言いますが、
最初から完璧にできる子供はいません。
時間をかけて、
遊びの延長で取り組んで、
気づいたら得意になってた!!
それが理想です‥笑
我が子が通っていた某塾では、年中の頃から授業でたびたびこちらを使っていました。
ちょっとした時間に
手先を使う練習にピッタリです!
|
このデュシマ社のペグボードは、
なかなか売っていませんでした。。
巧緻性はどんな課題なの?
巧緻性課題は2種類。
- 一人で作業するもの
- グループで作業するもの
グループで作業する場合は、
行動観察の要素が多く入ってきます。
自由制作・課題制作がありますので、
それぞれのポイントをお伝えします。
【自由制作】
- 色紙・紙コップ・折り紙、モールなど
道具を自分で選んで作成します。 - 使って良い枚数やモールの本数が指示される場合もあるので、
指示をしっかり聞き一度に必要な分を持ってきて作業します。(その都度取りに行くと時間のロスにつながります) - いかに自分が作りたいものを効率よく作れるかがポイントです。。
【課題制作】
-
先生が最初に目の前で実演して下さることがほとんどです。
-
先生がどんな道具を使って、どういった順序で作っているのかしっかり観察することがカギとなります。
-
作業と順序をしっかり記憶し、頭の中に入れておく必要があるのです。
- わからない場合は、先生に再度質問しに行けば大丈夫です。
この時お友達を見たら絶対NGです!
一人一人が制作し、
最後にそれを使って遊ぶ…
なんていう行動観察は良くあります!
例)
- 海の中の生物を作って、最後釣りをする
- 春の物を作って、1枚の大きな絵にする
- 物語のワンシーンを絵に描きみんなで発表
塾の巧緻性クラスの内容は?
受験する小学校によっては、
ノンペーパーと言われる課題を
重視する学校もあります。
我が家は、ペーパー+ノンペーパーの
バランス型の小学校を受験したため、
夏期講習などで巧緻性クラスを受講しました。
- 時間内
- 指示通り
- 周りにお友達がいる
という塾ならではの環境は
一度は経験しておくことをオススメします。
【巧緻性クラスの授業内容】
- 時間内に課題となる絵や作成物を作り
みんなの前で発表する。 - 工程の多い工作を、先生の指示通りに時間内で作る。(グループで作成することもあり。)
- 「箸つかみ」「ちぎり絵」「リボン結び」「紐通し」など、過去問に沿って時間内に練習する
- モール、折り紙、紐などを使う課題の練習。
- 制作物を使ってみんなでゲームをする
このような内容で約60分~90分の授業が組まれている場合がほとんどです。
筑波大付属・学芸大・小金井小学校・桐朋学園小学校・桐朋小学校など、
毎年難しい巧緻性課題が出題される小学校を志望する場合には、家庭学習だけではなく、塾の巧緻性クラスを受講し得意にしておくことが重要です。
絶対オススメのお道具box!!
さて、親御さんに質問です。
もし…
「○○の絵を描きなさい!」
「△の工作しなさい!!」
「リボン結びなさい!!」
なんて、親に強要されてたら…
工作好きになると思いますか?
工作やりたいと思いますか?
絶対NO!!
ですよね。
つまり…
お受験のためにやる事じゃない!!
ってことです。
わかってるけど、
お受験には巧緻性の練習させなきゃいけないの!!
そんな親御さんに朗報です。
一家に一つ!お道具箱box!
この積み木も、いつでもリビングに置いていました!
工作道具を身近な存在に!
空き箱や紙皿、紙コップなどを
自由に与えて、好きなように工作
してみることを、習慣化しましょう!
そこで、塾の先生オススメの
お道具BOXをリビングに作ることを
オススメします!
※こちら我が家で実際に使っていたものです。
我が家では、子供専用のお道具boxを置き、いつでも自由に使えるようにしました。
ここにはお受験に必要なものが沢山!笑
我が家は引き出しタイプにして、
お片付けもかねて
色んなものを入れていました。
【お道具boxの中身】
- 画用紙・色紙
- 折り紙・可愛い折り紙
- セロテープ(大小2種)
- のり(ツボ・スティック・チューブ)
- ボンド
- クレヨン(太いのと細いの)
- クーピー
- ハサミ
- ホチキス
- ガムテープ
- 割りばし
- 大きい磁石
- 箸掴みの練習キット
- 紙皿・紙コップ
- 新聞紙
- 輪ゴム
- クリップ
- 絵具
- 可愛いシール
ついつい何かつくりたくなるものを
入れて置くのがポイントです!!
「子供専用」というのもポイント。
ママも一緒に作りたいなーというと、子供は嬉しそうに自分の道具を貸してくれます笑
こうなればしめたもの!!
一緒に工作を楽しんで、
巧緻性UP間違いなし!!
実際の考査で何を見られている?
結論から言うと…
小学校側は
「ものすごく手先が器用な子を
探しているのではない」
ということです。
それよりも
・集中して一生懸命取り組んでいるか
・時間ギリギリまで工夫し頑張っているか
・一つ一つの作業や道具の扱い方が
丁寧かどうか
・グループ作業の場合は、
協調性を持って積極的に参加しているかどうか
どちらかというと、
仕上がりうんぬんでは無く
態度的要素が大きく評価につながっていると感じました。
※もちろん決められた時間内で作業するので、普段から道具に慣れ、家庭で取り組んでいないとできません。
子供が成長する過程で、手先を動かす経験をご家庭でどれだけやってきているのか、その経験値を見ているのではないかと思いました。
まとめ
いかがでしょうか?
【巧緻性とは】
- いきなりできるようになるものではない!
- 家庭生活の中で、楽しみながら身に着けていくことが大事
- 時間をかけて、子供と向き合いながら取り組む課題である
- 学校側は「どれだけ器用か」だけを見ているわけではない
という事がお分かりいただけましたか?
巧緻性の考査では
自分が作りたいものを
効率よく作ることが前提になります。
実際巧緻性の課題は何があるのか、
- 詳しい項目
- 練習のコツ
- オススメの問題集
まとめましたので、是非家庭学習の
参考にしてみて下さい!