受験する学校を決めるために説明会に参加するんでしょ?
今年年長だとしたら…
そんな甘くはありません!
願書や面接のためにも、
説明会は前のめりで参加しましょう!
✅この記事の内容
- 説明会への心構え・注意点
- 説明会・公開授業では何を見てくるのか
- 説明会の服装
- 子供は説明会に連れていくべき?
- 全ては願書・面接に直結する!
経験してきたからこそお伝えできる、
合格するためのリアルな情報を
お伝えしていきます。
学校説明会さえも、争奪戦の現実。
ここ数年で、首都圏で小学校受験をする志願者数が顕著に増加していています。
18年度に比べると、3割近く増えているというのだから驚きです。
【理由】
- コロナ禍の休校中のオンライン授業など、ICT化が進んでいた私立小学校への関心が高くなった
- 共働きの家庭が増え、放課後の預かりや給食などの教育体制が整った学校を希望する家庭が増えた
- web出願が増えたことによる併願校の増加
学校説明会は、年少・年中・年長どの学年も参加可能という事もあり、
ものの数分で説明会の枠が満席となる学校も!
コロナ禍が収束して元の説明会に戻っておりますが、
予約制で人数制限している学校がほとんどです。
ミライコンパスというweb上で
説明会予約・その他公開行事予約・出願となりました。
ぼーっとしていたら、
説明会にすら参加できなくなります!
実際、本番の面接でも
- 「どの学校行事に参加してきたか」
- 「説明会の感想をお聞かせ下さい」
など聞かれますので、説明会に参加しているかというのは
必須事項となります。
説明会への心構え
熱心なご家庭は、年少の頃から毎年説明会に参加される方もいらっしゃいます。
web予約になったことで学校側に参加履歴も残りますので、
志望校の説明会やイベントに沢山参加しておいて損はありません。
年少・年中の頃だったら「どんな学校なのだろう?」という気持ちで参加するものアリだと思いますが、
年長(特に人気校)ともなると、
皆様合格を勝ち取るために必死です!
ここで、説明会の【心構え】をお伝えします。
- 説明会の参加は願書に直結する
- HPではわからない情報を見て来よう
- どこで誰に見られているかわからない
- 質問事項などは事前に考えておく
- 子供を連れてくかは良く考えてから
詳しくお伝えします。
学校説明会や個人相談会の時の質問項目については
こちらの記事にまとめてあります。
説明会の参加は願書に直結する?!
9月頃提出する願書には、
- 家庭の教育理念(どんな家庭で何を大切にしているか)
- 志望理由(なぜ御校なのか)
- 学校への理解や熱意(第一志望であること)
この3つは必須となります。
学校への熱意を書くためには
- 学校説明会
- 公開授業
- 文化祭
など、実際に受験校に足を運んで、自分の言葉で表現しなければ伝わりません。
学校側は、願書をとっても丁寧に読んでいらっしゃいますので、
「本気か」「そうじゃないか」
なんてすぐにわかります。
志望校などは、事前にHPなどで教育理念・方針など情報を頭に入れた上で、
ネットの情報や学校案内の冊子ではわからない情報を、しっかり見てくることが大切です。
- 学校の雰囲気
- 児童の表情
- 授業内容や、児童の授業態度
- 先生と児童の距離感
- 高学年の授業や作品・発表を見る
上記5点は特に、実際に足を運ばないとわからない情報です。
我が子に本当に合っているかというのも
実際に目で見てみないと感じ取れません。
「説明会&公開授業」見るべきポイントはこの5つ!!
せっかく足を運んで小学校を見るのですから、
願書や面接の材料となるよう、しっかりとチェック✅してきましょう!
これは足を踏み入れたらすぐにわかります。
自由な学校もあれば、厳しい学校も。
宗教によっても学校のカラーはちがいます。
我が子の雰囲気と合っているかチェック✅しましょう。
見学に来ている保護者に対しても
- 明るく挨拶をしているか
- 休み時間楽しそうにしているか
児童の雰囲気や表情も大切なチェックポイントです。
絶対見た方が良いポイントです!
実際、ある有名校の公開授業で
- 高学年になるほど授業態度が悪い
- 全然授業を聞いていない生徒ばかり
結局受験するのをやめた学校がありました。
それとは逆に、児童の皆さんがとても自主性があって活き活きと授業に参加していて
授業構成がとても工夫されているなと感心した学校もありました。
授業内容や生徒の様子なども面接時に話すことができれば、熱意が伝わりやすいですね!!
- 生徒を下の名前で呼ような距離感の近い学校
- 先生が厳しくピリッとした雰囲気の学校
いろんな学校があります。
毎日の日記指導で先生と生徒が信頼関係を築くよう工夫されている学校などもあります。
トラブルがあった時に、子供が先生に相談しやすい環境かどうかも、感じ取ることができます。
公開授業に参加すると、だいたい小学1年生の教室前だけ人だかりができています。
でも!!
- 高学年がどのような授業をしているか、
- どんな風に育っているのか
しっかりチェック✅してきてください。
学校説明会でどんなに立派な教育理念を掲げていても、それが6年間でしっかり実践できているのかを見るには、高学年を見るのが一番です。
文化祭などでも、高学年の発表や作品もチェックしたいですね!
説明会の服装は「定番」が一番
学校説明会はオシャレして行く場所ではないという事は先にお伝えしておきます笑
服装で悪目立ちしても、
いいことは一つもありません!
「きちんとした、ご家庭」
を求めています。
わかりません!
毎回説明会に何を着ていくか?
なんて考えるより、
- 受験用の濃紺ワンピースとジャケット
- シワになりずらい生地のもの
これさえ最初に用意しておけば、
・説明会
・公開授業
・模試
全てに着回しが利くので絶対にラクです!
紺のセットアップであれば浮くことはありませんが、校長先生やそのほかの先生に個人的に質問する可能性も考えて、ジャケットは持っておいた方が良いかと思います。
その他にも
- 黒or濃紺の大き目サブバック
- 校舎見学用のスリッパ
などは準備しておきましょう。
子供を連れてくべき??
説明会に子供を連れていくべきかどうか…
というのは気になりますよね。
- よほどお行儀が良い
- 2時間くらいへっちゃら!
…でなければ
説明会には連れて行かない
ことをオススメします。
説明会も指定がある場合があります。
- 保護者1名まで
- 保護者のみの参加
- 保護者1名受験生1名
- 特に指定なし
だいたいはこのパターンかと思います。
【1、2の場合】
できればご夫婦で参加されるのがベストです。
保護者1名のみの場合は、1回目と2回目の説明会で分けて夫婦どちらも足を運ぶことをオススメします。
【3の場合】
学校によっては、受験生のために体験授業などがある場合があります。
その間保護者は別室で説明会をするというパターンです。
この場合は、お子様も学校の様子がわかりますので是非ご一緒に参加されることをオススメします。
【4の場合】
体験授業なども無く、特に記載がない場合です。
私の経験からすると
「学校説明会にはお子様は連れて行かない」
方が良いと思います。
【理由】
- 学校説明会は願書・面接に直結する大切な機会です
- 子供に対応しなければならない
- 個別相談会などあった場合、
お行儀は大丈夫? - 文化祭や校舎見学会など、他の機会に子供を連れていく方が良い
子供が粗相しないか…
ということに気がとられ、
集中できない可能性もあります。
実際、説明会中はしゃいでしまって注意されている男の子を
見かけたことがあります…
説明会後に校長先生など
個別相談会がある場合などは、
少なからず子供もチェックされます。
説明会は夫婦で落ち着いて臨むほうが良いと思います。
文化祭や、他の機会で子供を連れていく方が、
子供にとっても楽しい雰囲気を味わえるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、学校説明会の参加を
「願書・面談につなげるため!」という
スタンスでお伝えしました。
【説明会でのポイント】
- 学校説明会こそ願書や面接に生かせる
- 参加履歴は学校側に残っているので、何度でも参加しよう
- HPに載っていない情報をしっかり見てくるべし
- 服装は定番にしておいて損はない
- 子供を連れていくかは良く考えてから!
実際学校に足を運ぶことで得られるメリットは
沢山あります。
お受験の勉強に追われ、スケジュール管理が
大変ですが、是非夫婦で手分けして
実際目で見る機会を増やして欲しいと思います!