お話の記憶が苦手で…
どうやったらできるようになるの?!
小学校受験のペーパーで必ず出題される
「お話の記憶」。
得意にする秘訣があります!!
✅この記事の内容
- お話の記憶に必要な4つのチカラ
- お話の記憶にオススメな本・絵本
お話の記憶は、
日々の心がけで本当に得意になります!
我が子も苦手だったお話の記憶。
実際の本番の時期は
「お話の記憶が長いで有名」な共学校のクラスでも満点を取れるほど得意になりました。
体験したからこそわかる
リアルな内容をお伝えしていきます!
お話の記憶の設問パターンは
こちらにまとめてあります。
お話の記憶に必要な4つのチカラ
「お話の記憶」というと、
どうやって記憶力を上げればいいの?
と思いがちです。
しかし!
記憶力より大切な
4つのチカラがあります!!
【お話の記憶に必須の4つのチカラ】
- 語彙力
- 知識量(経験や体験)
- 問題の慣れ
- 想像力
この4つはすぐに身につくものではないので、
親御さんの毎日の心がけがとっても大切です。
記憶力がどんなに良くても、もともとの語彙力や知識がなければ、問題が解けないこともしばしば。
Q,このお話の季節ではないものに〇をつけましょう
良く出てくるこんな問題も、
季節の知識がなければ解けません。
この4つのチカラを底上げする習慣を
お伝えします!
語彙力UP
ずばり言います。
語彙力UPの一番の近道は
「読み聞かせ」です!!
毎日言葉のシャワーを浴びれば
知らないうちに語彙力がUPします!
寝る前にママやパパに絵本を読んでもらう時間。これはお子様にとってとっても楽しみな時間です。本屋さんや図書館で好きな絵本や図鑑を選ぶ時間も、楽しみの一つですよね!
子供にとって
「ママとの楽しい時間」を、
お受験に活用しない手はありません!
選ぶ本が大切です!!
- 今の季節にタイムリーな絵本
- 喜怒哀楽を感じられる絵本
- 動物が出てくる絵本
- 図鑑的な本
- 昔の時代の内容の絵本
今の季節にタイムリーな絵本
- 冬眠から覚めた動物の可愛い内容
- 入学式の絵本
- 母の日の絵本
- 春の行事の絵本
- 畑で野菜を育てる絵本 など
子供の記憶にしっかり残ります!
年中から勉強を始めた場合、
本番までに「春」を経験できるのは
たったの2回です。
大切に過ごしましょう!
喜怒哀楽を楽しめる絵本
- こんなことされたら悲しいんだ
- 親切にしてあげたら喜ばれるんだ
- お友達と仲良くするには…
など、絵本から学べる事って
沢山あります。
その時の顔の絵に丸を付けましょう。
とってもオススメです。
動物が出てくる絵本
沢山の動物が出てくる話が
良く出ます…
某小学校のお話の記憶で
- かけっこの順位
- パン食い競争で各動物が食べたもの
など問う問題が出たことも…。(7匹以上出たのは聞いたことありません。)
頭の中で動物を想像しやすくなるのでオススメです。
中サイズ ・タヌキ ・きつね ・サル ・ぶた ・パンダ
大サイズ ・くま ・ぞう ・ライオン ・トラ ・うま
想像しやすくなるかもしれません。
図鑑的なもの
野菜・果物・花の図鑑を
読みましょう!!
季節と知識が結びついて記憶に残ります。
- きせつの図鑑(小学館のこども図鑑NEO)
- しぜんにタッチ(シリーズで超オススメ!)
- 春夏秋冬「和の行事を楽しむ絵本」
1と3はお受験には
ものすごくオススメです。
購入して絶対損はありません!!
2のシリーズは、
図書館で借りると良いと思います。
行事ごとに自分で本を開いて見ています!
お昔の時代の内容の絵本
今使わないよ…
絵本なのです。
とても懐かしく、子供に説明するのにピッタリ!
「なんかこのお餅つきの話聞いたことあるなー-」
絵本の内容ほぼそのまんまだったことがありました。
知識量UP
しっかり身に着けることができます!
家族で豊かな経験・体験をしているご家庭
が好まれます。
年中行事を含め様々な体験をしておくと、
- ペーパー(季節の問題)
- 巧緻性(お絵描き)
- 子供の面接
- 親の願書や面接
強くオススメします。
- お正月の食べ物や遊び(1月)
- 節分・ひな祭り(2,3月)
- お花見、潮干狩り(4月)
- 母の日・子供の日・田植え(5月)
- 七夕(7月)
- 海・野菜収穫(8月)
- お月見(9月終わり)
- 稲刈り・運動会(10月)
- クリスマス・大掃除(12月)
- 大晦日(12月)
お受験のため!と思って家族で年中イベントを楽しみましょう!
きっとお子様にとっても、いい思い出(知識もばっちり!)になります!
問題の慣れ
「年長クラスになったら
お話の記憶は毎日2,3問
やってください」
とおっしゃっていました。
毎日「お話の記憶」
2,3問!?!?!?
無理!!!!
でも、難しい問題を
2,3問もやらなくていいんです!
効果テキメンでした。
「どこが問題に出るか」
というコツがわかってくるんです。
- この順番は絶対でるな
- この数は覚えておこう
- この季節の花は出るな
というように、出題されるポイントが
分かってくるようになります。
色んな問題を解いた方が良いという事!!
*子供は答えを覚えてしまうので、
同じ問題はオススメしません。
- 短文の記憶
- 長文の記憶
毎日少しずつステップアップしましょう。
答案用紙を見て指をさしながらお話を聞きます。
答案を裏返してお話を聞く練習をします。
お話のCDなどで練習するのは、本番前の夏頃で十分です。
我が家は、自宅学習の時は一度もCDを使わず、全て私(母)が音読していました。
お話の記憶設問パターンは
こちらの記事にまとめました。
想像力UP
想像力を上げるには
絵本や体験が有効です。
頭の中でイメージするチカラは
お話の記憶を得意にするのに
欠かせないチカラです。
以前テレビで子供の想像力を上げるには
「紙芝居」が良い
というのも見たことがあります。
小学校に上がった我が子に
「お話の記憶って頭で想像してたの?」
と聞いてみたことがあります。
すると
「絵本みたいに、想像してた」と。
どうやらリアルな場面を想像するのではなく
絵本のようにで頭の中に絵で想像していたようです。
当然ながら
知らないことは想像できません!
つまり…
- 沢山の絵本を読み聞かせする
- 色々な体験をする
- 絵を見てお話を作ってみる
まずは知識をつけて、
それから頭の中で想像する練習をしましょう。
オススメの方法★
夜寝る前、電気を消し目をつぶってから
子供にお話しをしてあげるととても喜びます。
動物が出てきたり、自分が主人公の話などをしてあげれば、想像力UPにもつながりますね!!
まとめ
今回の記事では小学校受験の考査で
必ずと言っていいほど出題される
「お話の記憶」
得意にするために必要な
4つのチカラについてお話しました。
【記憶力以前に必要な4つのチカラ】
- 語彙力
- 知識
- 問題への慣れ
- 想像力
そして、この4チカラをUPするために
「絵本の読み聞かせ」が
かなり効果的であるとお伝えしました。
ここで、
絶対忘れてはいけないことがあります!
毎回、楽しみな絵本タイムの後に
「〇〇をしたのは誰でしたか?」
「△△は何匹でてきましたか?」
なんて質問してたら、
絵本が嫌いになります!
楽しみながら、知らないうちに
語彙力・知識・想像力をUPさせる
というのが最大のポイントです!!
毎日の生活でこれらを意識していると
- お話を集中して聴ける
- お話の内容をしっかり理解する
- イメージすることで記憶に定着する
どんどん「お話の記憶」が
得意になってきます!
是非試してみて下さいね!!